母でありアーティストであるCharaにインタビュー!

インタビュー
母でありアーティストであるCharaにインタビュー!

デビュー25周年という節目を迎える今年、初のオールタイムベストアルバム「Naked & Sweet」を11月16日にリリースしたChara。
1991年9月にシングル「Heaven」でデビューしてから、一貫して「愛」をテーマに曲を創り、オリジナリティ溢れる楽曲と独特な存在感により、ライフスタイルをも含めた“新しい女性像”として圧倒的な支持を獲得しているChara。
恋をして、結婚、出産、育児……、家族を愛し、歌い続ける、母でありアーティストであるCharaに、その原点となる子ども時代の思い出を中心に語ってもらいました。

― Chara(チャラ)という名前の由来は子どもの頃にあると聞いたのですが、どんなきっかけだったのですか? 

小学校3年生の時に代用教員として担任の先生をしてくれた“よしこ先生”に、本名とは関係なく呼び名として名付けてもらいました。
泣き虫なのにすぐケロっとするようなところもある、切り替えのできる子だったみたいで、その辺を捉えて先生が私を「チャラ」って呼んでくれたのが始まりでした。
それまではふつうに名前で呼ばれていましたが、すぐにみんなからもそう呼ばれるようになりました。
自分でも先生に呼び名を付けてもらえたことがなにか特別な気がして嬉しかったし、すぐに気に入りました。とてもいい先生でした。

 

ー その先生とはほかにも思い出がありますか?

何人かの生徒が集まって先生の家に泊まりに行くほどかわいがってもらったのですが、食事の支度をするときに各自の役割が割り振られ、私は“自由に切っていいよ”って先生に言われて、キュウリを渡されたんです。
自由に…、という言葉にひらめいた私は、やったこともないのにゴボウのささがきみたいにしたいと思い立ち、キュウリの“ささがき“にひとり没頭。
そのうち誰かに、普通はやらないその切り方を「ヘンだ!」と言われて、自分でも失敗したかなと思い始めていたそのときに、よし子先生は「へぇ! いいじゃないその切り方! オリジナリティがあって。これは“チャラ切りサラダ”ね」って言ってくれたんです。
先生のその言葉がとっても嬉しかったのを覚えています。
否定されずに、“自由に”に挑戦したことを、オリジナリティがあっていいと言ってもらえたことが、今でも自分の原点のように感じられます。
私は、もしかすると、みんなとはちょっと違う、ハミ出したような、少し厄介な子だったのかもしれません。
そんな子の個性を見つけてくれて、名前まで付けてくれた先生に出会えて、その後の道の進み方の背中を押してもらえたように思っています。
小さい子はほとんどの子どもが豊かな創造力を持っているもの、それを大人目線でだけ見てしまうのはもったいないこと。
今となれば“よしこ先生”は、先生の見本のようないい先生だったと思っています。

 

― 子どもの頃の音楽との出合いについて聞かせてください。

幼稚園の頃、家に楽器もなく習っていたわけでもないのに、鍵盤を弾くのが好きでした。
幼稚園の先生が弾いているのを見ていて、休み時間に教室にあった足踏みオルガンを、先生に頼んで見よう見まねでよく弾かせてもらっていました。
そんなある時、お歌の時間に先生が「今日は、先生の代わりに伴奏を弾いてくれるかな」って言って、私にオルガンを弾かせてくれました。
簡単な伴奏ではありましたが、私の弾くオルガンでみんなが歌い出したときに、すごい気持ちがよかったのを覚えています。
背が小さくて、なんとなく自分の存在が小さく思われているように感じていた私が、みんなの歌の伴奏をすることができました。
楽器が自分に力を貸してくれて、みんなの役に立っていることを感じることができて嬉しく思いました。
これが私の音楽の原体験かもしれません。子どもにとってみれば、身近にいる大人が自分を理解してくれることで、いろんなきっかけやヤル気が生まれ、未来に繋がって行くのだと、自分の体験でそう思います。

 

― ご両親との音楽の思い出は?

母は、子育ての中で自分もいっしょに遊んでいるように音楽を楽しんでいたのじゃないかと思っています。おもしろい母でした。
ある日突然、どこで聞いてきたのか、目の前で茶筒を使って太鼓を叩くようにしながらリズミカルに発声して見せて、「これできる?」と挑むように言うんです。
今で言えば、ソルフェージュ遊びみたいなことだったのだと思いますが、そんなふうに音楽を遊びながら、母も楽しみながら接してくれたのが印象に残っています。
小さい頃から音楽をやるのであれば、母親といっしょに楽しくやることが大切で、そうでなければ私はやる必要がないように感じます。
子どもとセッションすると脳に良いらしいですよ。
子どもに自由に弾かせて、それに合わせてお母さんが演奏する。すると、子どもは楽しくなって、自らいろんなパターンを発想して、やりはじめる。自分で音やリズムを創ることが脳にとてもいい刺激になるそうです。
回を重ねれば、テーマを決めて考えてもらうことも、創造力を養うことにつながりそうです。
16歳になるウチの息子とは、向こうから請われて、今でも、よくセッションしてます。

 

― ご両親から言われた言葉で今でも心に残っている一言はありますか?

音楽の道に進むと決めたとき、父親は、業界に対して不安があったのだと思いますが、「おまえは才能ないだろう」と言って、私を心配してくれました。
私は満面の笑顔で、「おとうさん、私は才能あるから信じて」って言いました。そうしたら、しばらく黙っていましたが、おとうさんも信じてるよ、って言ってくれました。信じてくれることは、とても自分の力になりました。

 

― 子どもの頃はどんな音楽を聞いていましたか?

自分はピアノの弾き語りをよくやっていたので、初めて最初に完コピしたのは、小坂明子さんの「あなた」でした。当時、詞の意味はわかっていませんでしたが。
ダイアナロスの「タッチミーインザモーニング」も小学校6年のときに耳コピしました。思い出深いです。
あとは、ノーランズというイギリスの4人姉妹の女性ボーカルグループをよく聞いていて、姉妹が4人いたら(チャラは2人姉妹)コーラスできるのになあって、いつも羨ましく思いながら(笑)、ハーモニーを練習していました。

 

― デビュー25周年ですが、「愛」と言うテーマはチャラにとってどんなもの?

「愛」という言葉の表現がまだあまり日常的ではない時代に育ったので、10代の頃によく聴いた洋楽が表現していた恋愛や情熱について憧れる部分が多かったと思います。
だから特別に意識して設定したわけではないですが、いつも自然にいろんな「愛」を歌ってきました。
今回、オールタイムベストとして振り返ってみると、自分の家族とのいろんな「愛」が歌になっていますね。
人生のいろんな節目で作った歌を、同じような人生の節目に居る方に聞いてもらえたら、それもいいかなと思います。

 

― おすすめの1曲は?
「片想い」(Disc3_05)は、5歳になる姪っ子大好きな曲で、いつもとってもかわいい声で歌ってくれるんです。


★☆★出産前後、子育て中につくった曲については、ママスタ select(Click)に掲載がありますので、合わせて読んでみてくださいね!★☆★


ぜひ、Charaさん初のオールタイムベストアルバム「Naked & Sweet」聞いてみてくださいね!

<初回盤>



<通常盤>


Chara 25th Anniversary
ALL TIME BEST
「Naked & Sweet」
2016.11.16 in stores
【初回生産限定盤】
3CD(Blu-spec CD2)+DVD
品番:KSCL-30028~30031
¥5,000+消費税
※三方背スリーブ仕様
【通常盤初回仕様】
3CD(Blu-spec CD2)
品番:KSCL-30032~30034
¥3,700+消費税
【Chara 25周年特設サイト】http://charaweb.net/25th/
【Chara公式Instagram】https://www.instagram.com/chara_official_/
【Chara公式twitter】 https://twitter.com/Chara_xxx_

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