関西弁英会話「ええかいわ」vol.11~自転車のベル編~
まなぶ
前回の「ええかいわ」で関西人がいかにせっかちかをご紹介しましたが、今回はそのせっかちさが普段の何気ない行動からも現れる例をご紹介!
おかんとむすこが自転車に乗って習い事に向かうシチュエーションです!
★ Tinkling bell (チリンチリン編)
おかん:そろそろスイミングの時間やから家出るで~!
むすこ:はーい!今日も自転車で行くの?
おかん:せやでー。はよ行くよ~。
~出発!~
おかん:今日人多いなぁ~!ぶつかりそうなったらチリンチリンならしや!!
むすこ:チリンチリンな!わかった!
チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!(そして鳴らしまくる!!)
Let's English!!
★ Tinkling bell (チリンチリン編)
Mom: It’s almost time for your swimming class. We need to leave home now!
(そろそろスイミングの時間やから家出るで~!)
Son: Okay! Do we go there by bike again?
(はーい!今日も自転車で行くの?)
Mom: That’s right. Hurry up.
(せやでー。はよ行くよ~。)
~ On the way after departure (出発!) ~
Mom: There are too many people today! When you think you’re bumping, do tinkle-tinkle!!
(今日人多いなぁ~!ぶつかりそうなったらチリンチリンならしや!!)
Son: Tinkle-tinkle! Got it!
(チリンチリンな!わかった!)
Tinkle-tinkle-tinkle-tinkle-tinkle-tinkle-tinkle-tinkle (So, they just keep tinkling and never stop even for a moment!)
チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!チリン!(そして鳴らしまくる!!)
[Points of matters always happen in Kansai (関西あるあるポイント)]
People in Kansai say “tinkle-tinkle” for tinkling a bell on a bike.Because almost all people say so at home, they recognize what “tinkle-tinkle” means since they were little. (And in most cases, when you heard the tinkle-tinkle noises, the person riding on a bike is from Kansai.)
自転車のベルのことを「チリンチリン」と言います。だいたいの家庭で「チリンチリン」と言っているので、産まれたときから「チリンチリン」がなんのことか認識しているのです。そして、だいたいそのチリンチリンを鳴らしまくるのが関西人!
●ワンポイント
前回のエレベータ編でもそうしたが、日本語(特に関西の方)では、擬態語や擬音語を多用します。
よく雨の降り方に何通りもあることが、日本語の表現力の豊かさや趣の深さを表していると言われますね。
少し考えただけでも、しとしと、パラパラ、ザーザーなんて言葉が頭に浮かぶのではないでしょうか。
英語では、擬音語をonomatopoeia、擬態語をmimetic wordsと表します。私のカナダ人の友人が一番好きな日本語として挙げてくれたのは、「チョキチョキ」(ハサミを動かす音)でした。
もちろん英語でも、tick-tack(時計のチクタク音)のように、日本語と同じ感覚が生きている言葉もありますよ。
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