アニメーター城井文さんの人生のカギ<KEY OF LIFE (Vol.3)>

インタビュー
アニメーター城井文さんの人生のカギ<KEY OF LIFE (Vol.3)>
第3回目は、先日絵本「くものうえのハリー~ぼくとおかあさんのたからもの~」を発売されたばかりの、イラストレーター&アニメーターの城井文さんです。
秋元康さん原作の「象の背中」のアニメーションが話題となり、その他たくさんの映像や本の装丁なども手掛けてこられた城井さん。一体どんな幼少期を過ごされたのでしょうか?

今の職業に影響を与えていると思う小さい頃の思い出は? 

父は酒屋やっていましたが、趣味で絵を描いていて、地元の歴史を描いた絵本「いいだばしむかしむかし」なども出していましたから、その影響で自分も絵は上手いはずだと思い込んでいました。
弟の方が絵が上手いのも小学生の時からわかっていましたし、今幼稚園の時の自分の絵を見ると特に才能があったようには思えません。
ただ、その頃は絵を上手い下手と判断することなく素で楽しくのびのびと描いていた感覚があって、その感覚が今では一番大事な気がしています。絵本については母は寝る前によく絵本を読んでくれました。父は海外の絵本などを買ってくれたりしました。

<小さい頃に描いた絵>

 

 
作品を作るにあたって、幼少期の思い出で影響しているなと思うことは? 


 
子供のころに見た「まんが日本昔ばなし」です。小学校1年生くらいからはじまったと思います。幼稚園の頃から「魔法使いサリー」「ムーミン」「オバケのQ太 郎」などテレビアニメはよく見ていましが、「まんが日本昔ばなし」はそれまで見ていたアニメとは全く違って、絵本のようなテクスチャーや実験的な動き、ア ニメーションを作る人の個性が全面に出て芸術性を感じました。子供ながらにその手描きの絵本が動くような感じを「これは凄くいいものだ」と思ったのを憶え ています。その後10歳くらいでスターウォーズをロードショーで見て、中学生では近所に500円で2本立ての映画館があったのでよく映画を見に行き映画が 好きになり、高校生ではMTVに夢中になりミュージックビデオが作りたいと思うようになりました。


<ふるさと再生日本の昔ばなし「一寸法
師」>

 

 

小さい頃好きだったもの・ことは? 

絵を描くのは好きだったようです。家の壁や手すりは落書きだらけとなりよく怒られました。

 

小さい頃習っていた習い事はなんですか?

 

バレエ、ピアノ、お習字

バレエは好きでしたが母が送り迎えが面倒になって幼稚園卒業で辞めました。でもちょっとやっていただけでもその後の身体能力には影響した気がします。

ピアノは幼稚園の時に買ってもらったものの習っていた7年間、全然好きになれませんでした。

お習字は好きでも嫌いでもかったかな。

 

⑤座右の銘
「最も弱いものが最も強い、最も強いものが最も弱い」

 

自分の弱さを認めて愛してあげることが全てのはじまりかなっと。



⑥小さい頃の自分にアドバイスをするなら? 

 

「大丈夫、必要なものはもうすでに全部持ってるんだよ。」

 

 



プロフィール::

城井 文 しろい あや  

東京生まれ。東京芸術大学デザイン科修了 

TVWEBのアニメーションや装丁のイラストなどを手掛ける。

DVD「象の背中」アニメーション 原作 秋元康、アステラス製薬TVCM「僕は、アステ

ラスのくすり」、ふるさと再生日本の昔ばなし「こおった声」「一寸法

師」、NHKいないいないばぁ「GOGOパンダ」「ゆきのこ」/ジャンジャン(キャラクター

デザイン)、NHKみんなのうた「ポケット」、英語であそぼ「H」、

プレム・ラワット著「穴のあいた桶」イラスト(文屋)、絵本・鈴木中人著「6さいのお

よめさん」(文屋)平田静子 著「そういえば、いつも目の前のことだけやっ

てきた」カバーイラスト(マガジンハウス)など
HP:http://www.shiroi-aya.com/

最新作:「くものうえのハリー~ぼくとおかあさんのたからもの~」 ¥1400+税
男女3人組ユニットRAM WIREの「僕らの手には何もないけど、」ミュージックビデオから生まれた感動の絵本。

動画は、口コミだけで100万再生を突破し、世界中からも様々な言語で感動の声が届くなど、2015年最も泣けるアニメーションのひとつとなっている。

絵本の帯には3児の母であるタレント・くわばたりえさんからの想いのこもった推薦コメントも!
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 子供を持ちわかったこと。

「無償の愛」とは親が注ぐだけじゃない。子からも注がれている。

それを再確認できた素晴らしい絵本でした。

くわばたりえ

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