佐藤ねじさん<KEY OF LIFE (Vol.9)>

インタビュー
佐藤ねじさん<KEY OF LIFE (Vol.9)>

新しい技術と面白いサービスを次々にリリースし、常に旬な話題を提供しつづけてくれるIT企業「面白法人カヤック」のアートディレクター「佐藤ねじ」さんにインタビューしました!

①今の職業に影響を与えていると思う小さい頃の思い出は?

現在は、デジタル系のプランナー/アートディレクターをしています。

小学生の頃、自分で漫画雑誌を創刊し、複数の作家を1人で書き分けたり、すごろく本を作ったりしてました。

絵を描くだけでなく「ルール」をつくることが好きだったことが、今に影響してると思います。





<ハイブリッド黒板アプリ Kocri>





②作品を作るにあたって、幼少期の思い出で影響しているなと思うことは?

小2の頃、ドラゴンボールを真似るのがうまい友達がいて、クラスで人気でした。

僕も漫画を描いてましたが、悟空の髪の毛のバランス取れず、ドラゴンボールに似せるのは苦手で、

代わりに「おにぎり君と神様」のオリジナル漫画を描いていました。

その時に「あいつは鳥山明の真似をしているだけだ、偉いのは鳥山明だ。それよりオリジナルを描くことが大切だ」と思っていました。

虎の威を借る狐にならないよう、オリジナリティを大切にしようという姿勢は、小さい頃からありますね。




<レシートレター>





③小さい頃好きだったもの・ことは?

卒業式の練習や、道を歩くときなど、暇な時間をつぶすために、脳内で物語を延々とつくっていく遊びをしていました。

何かの四天王が出てきたあと、帝王を出して、そのあとさらに強いものを出すために、どうしたらいいのか。そうか、魔人か!など、

思いっきりドラゴンボールの影響を受けたりはしていましたが、、

小学生の6年間、みっちり脳内訓練をしてきたことが、今に活きてるかもしれません。






<ダンボッコキッチン>





 



④小さい頃習っていた習い事はなんですか?
サッカー、習字









<路上絵本>

 






⑤小さい頃の自分にアドバイスをするなら?

ギターと漫画描きすぎなくていいから、

英語を重点的に学び、海外で暮らしてしゃべれるようにしておけ!!!






⑥座右の銘

「既存の美に回収されない」

ADの菊地敦己さんに教えてもらった言葉です。

CG凝りまくって、たくさんお金かけてであろうCMや映画だけど、つまんなかった。という経験は

多くの人があるのではないでしょうか。あらゆる製作に言えることですが、慣れてきて手癖がついてくると、

「それらしい」ものを簡単につくるようになってしまい、結果つまらないものを生むようになってしまいます。

自分のつくるものが、「既存の美」の罠にはまっていないか、違和感を作れているか。いつも気にしています。



<たぶん世界最年少のクリエイティブディレクター>



 

★特別質問
子育てで気を付けていることはなんですか?

・子供が熱中するものは、邪魔しないどころか、加速させる。

・いい子の価値/わるい子の価値、両方を伝える。

・応用性/柔軟性のある思想を与える。
単にこれダメあれダメだけでなく、その背景にある物語を伝える。

例えば、電車の中で子供が寝っ転がって、席を2人分占領したとき、
ダメだよと伝えつつ、電車は人がたくさん入るように設計しているんだって話をしました。
だから、座る席/立つ席があると。
そして、何人くらいの人が一両に乗れるのかを数えました。
まず、座る席は何人用で、立つ場所には何人までが入れて、というのを一緒に考えて、
この椅子を2人分君が使っちゃうと計算狂うよね。ここは1人分にしないといけないよね。
みたいな話をしたら、納得してくれました。



 

::プロフィール




1982年生まれ。面白法人カヤック

アートディレクター/プランナー

「空いてる土俵」を探すというスタイルで、WEBやアプリ、デバイスの隙間表現を探求。

主な受賞作に、グッドデザイン賞ベスト100、Yahoo!クリエイティブアワード  グランプリ、文化庁メディア芸術祭 審査員会推薦作品など。

代表作に「貞子3D2 スマ4D」「しゃべる名刺」「Kocri」「すごいWEB」「レシートレター」など。

http://www.nezihiko.com/works/web.html

 

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